オークションで安定して売れる商品の発掘法

公開日: : 最終更新日:2015/04/25 オークション・転売, 仕入れのコツ, 販売戦略 ,

Sponsord link
My contents


この記事の所要時間: 954

オークションで売れる商品の発掘法

 オークションを副業にしている人が、追い求める商品は、『爆売れ商品』や『儲かる商品』と呼ばれる、いわゆる『オイシイ商品』です。
 
 こういう人は、本当に多く、副業関連の書籍の売れ筋も、短期間に大きく稼げる様な内容を含む書籍が受けるようです。
 
 しかし、私自身は、様々な理由から、このような姿勢を是としておらず、かえって収益をおとしめる最大の原因だと考えています。
 
 その思想から、私自身が好むのは、オークションで爆売れせず、安定的・継続的に販売していける商品です。
 
 この様な商品を複数扱う事は、オークションの収益を安定化させますので、長期的に収益を上げていく事ができますので、非常におすすめです。
 
 この記事では、そんな、安定的・継続的収益を上げていけるオークション商品の発掘法について書いていきたいと思います。
 

sponsord link

オークションでは、扱う商品が収益UPのキモ

オークションは、サラリーマンの副業に最適の方法

 世の中には様々な副業が存在しますが、オークションは、特にサラリーマンにおすすめの副業です。
 
 その理由の一つは、就業規則に抵触せず、『趣味の範囲』とみなされやすい事、もう一つは、副業の中でも比較的早く収益を得られる事です。
 
 特に後者については、大きなメリットです。
 
 同じ副業の中でもサラリーマンに人気の高い『アフィリエイト』等では、初めて収益を得るまでの期間が非常に長くなりがちです。

 と言う事は、結果が出ない事で、モチベーションが低下し、挫折していく人が多くなりがちなのです。
 
 これに比べると、オークションは圧倒的に『初めての収益を得られるまでの期間』が短い傾向にあります。
 
 つまり、結果が早く得られますから、継続しやすく、モチベーションが低下しにくい副業なのです。
 
 そういう意味では、オークションと言う副業は、サラリーマンの副業としてはかなり優秀だと言えます。 

オークションでは『爆売れ』の商品発掘法がもてはやされるが

 投資でも、オークションでも、もてはやされるのは基本的に短期的な爆売れ(大儲け)です。
 
 しかし、大企業でもなければ、ヒット(爆売れ)の期間には限度があり、期間も短期間になりがちです。
 
 大企業であれば、昔から売れ続けている看板商品(爆売れ商品)を抱えている場合が多いですが、このような高い収益性×長期間の販売といった、オイシイ商品を個人レベルで作りだす事はなかなか難しく、爆売れしたとしても、超短期である事が一般的です。
 
 繰り返し、このような爆売れ商品を発見できれば、継続的・安定的に収益を上げれますが、個人レベル・副業レベルでは2個3個が限度です。
 
 とすれば、収益が安定せず、モチベーションが落ちてしまう可能性があります。

オークションでは『爆売れ』より『安定売れ』の方が副業には優しい

 『爆売れ』が継続的に続けば、これだけ稼げる方法もありませんが、個人レベル・副業レベルでは、相当厳しい課題です。
 
 また、何より爆売れが起こってしまうと、『本業』に悪影響が出る可能性があるのです。
 
 短期間で一気に売れますから、その期間、オークションの事務作業に忙殺される可能性が高くなりますし、オークションの事務作業をやればやるだけ儲かりますので、就業時間中も、会社の事務よりも、オークションの事務の方が気になってしまう人も少なくないはずです。
 
 というのも、オークションで売れた商品を処理する事務を行う方が、会社で取り組む事務よりも『儲かる』のですから。
 
 副業をやる人の最低限のマナーとして、『本業に影響を出さない(会社に迷惑をかけない)』と言うのが鉄則中の鉄則です。
 
 確かにオークションで商品が爆売れすれば儲かりますが、これでは食っていけませんので、本業を辞める事もできません。
  
 そのため、副業としてのオークションでは、本業に悪影響がでる恐れの無い、安定的かつ、長期的に売れる商品がを積極的に扱うべきなのです。

オークションで安定的に売れる商品を発掘する方法

オークションの商品発掘法を一覧してみた

商品発掘法

  • 1)まず自分の『得意分野』『趣味の分野』を思い起こす
  • 2)『得意分野』『趣味の分野』で特に珍しい商品を思い出す
  • 3)『得意分野』『趣味の分野』で過去自分が『探すのに困った商品』をピックアップ
  • 4)『得意分野』『趣味の分野』で過去自分が購入に当たって『こだわり抜いた商品』をピックアップ
  • 5)『得意分野』『趣味の分野』で初心者セットを考案する
  • 6)売れ筋商品・人気商品を避ける
  • 7)選ぶに当たっては、『再調達可能な商品』にする事

1)まず自分の『得意分野』『趣味の分野』を思い起こす

 オークションの商品を選択する前提として、まず、自分の『得意分野』や『趣味の分野』を挙げてみましょう。 
 
 できれば、趣味や得意分野で、ある程度、道具選びやそれをやるのに必要な材料等を『選んだ経験』のある得意分野・趣味の分野が最高です。
 
 逆に、そのような趣味や得意な分野で、道具選び・材料選びをした事の無い分野は除外していきます。

2)『得意分野』『趣味の分野』で特に珍しい商品を思い出す

 1)で自分の『得意分野』や『趣味の分野』を思い浮かべたら、皆必ず、その分野で使う道具や材料・投資対象等、『商品選びで悩んだ経験』があるはずです。
 
 この経験に基づいて、その分野でも、特に『珍しい商品』を思い浮かべてみましょう。
 
 思い浮かべると言いましたが、自分の記憶の中からピックアップするのは大変ですから、実際に自分の利用しているショップ等に足を運んでみるのもいいかもしれません。

3)『得意分野』『趣味の分野』で過去自分が『探すのに困った商品』をピックアップ

 誰しも、『得意分野』『趣味の分野』で、何らかの活動をしようとした場合、必ず1つや2つ『探すのに困った商品』と言うのがあるはずです。
 
 例えば、ネットで検索をかけても出てこなくて、たくさんの専門店に足を運んで、ようやく発見することができた商品や材料です。
 
 特に、ネットで探してもなかなか見つける事ができなかった商品は、最高の安定収益を上げていける収益源です。

4)『得意分野』『趣味の分野』で過去自分が購入に当たって『こだわり抜いた商品』をピックアップ

 3)で書いた『珍しい商品』は、本気で得意分野・趣味の分野の活動に力を売れている人であれば、1つや2つあるものですが、ニッチな分野はともかく、メジャーな分野では、中々適切な商品が見つからない場合があります。
 
 このような場合は、どこでも手に入れる事ができるけれども『自分が選ぶにあたってこだわり抜いた商品』を思い浮かべましょう。
 
 ここで重要なのが、自分がこだわった『商品選びのポイント(条件)』です。
 
 何故そのポイントにこだわったか?実際使ってみてどうだったか?何故購入に至ったか?これらの使い心地や乾燥をオークション出品時の出品説明に思いを綴りましょう。
 
 意外と、このような出品説明は落札者の心に響き、『よりやすいものを比較するのが面倒』という人の『衝動買い』を誘発します。
 
 私が扱っている商品でもこのような商品がいくつかありますが、『明らかに周囲より価格が高い』にもかかわらず売れていきます。

5)『得意分野』『趣味の分野』で初心者セットを考案する

 自分の『得意分野』や『趣味の分野』ならば、自分が初心者だった頃、『あの道具をそろえていれば楽だったな』『初心者セットがあれば、楽だったな』と思う様な、『セット商品』『セット材料』等が必ずあるはずです。
 
 例えば、もう過去の話ですが、私はお酒が好きで、一時カクテルを作りたいと思い、初心者セットを探していました。
  
 ところが『ほぼ全てのカクテルを作れる完璧なセット』と言うものが市場に存在しませんでした。

 この頃、市場に存在したのは、『全カクテルの内、30%程しか作れないセット』しか無かったのです。
 
 そこで、自分で個別に道具を集めたのですが、そこで思いついたのが、『自分独自の道具(商品)セット』を、オークションでセット販売してみる事でした。 
 
 私も、ダメ元でしたが、この商品は成功し、安定的に3年程、収益を生んでくれています。
 
 それ程、爆発的に売れるものではありませんが、副業としては良いお小遣いになりました。

6)売れ筋商品・人気商品を避ける

 
 売れ筋商品・人気商品は、確かに儲かる商材で間違いありません。
 
 しかし、個人レベル・副業レベルでは、『この情報を手に入れた時』には既に陳腐化した商品になり下がっています。
 
 というのも、最近のネット市場は、このような『儲かる商品』は、本職であるネットショップの仕入れ担当も血眼になって探し回っている商品です。
 
 副業レベル・個人レベルでは、このような人には絶対に勝てません。
 
 特に、仕入れルートが確保しずらい個人の場合、このような商品で勝負しても、スタートラインで負けている所からのスタートになります。
 
 例えば、企業がこのような商品を仕入れるのは、強い小売店ならば、25%程の掛け率で仕入れるネットショップも多いです。(掛け率とは、仕入れの時、希望小売価格(定価)の何%の価格で仕入れる事ができるか?という条件の話です。)
 
 個人ではせいぜい50%の掛け率がいいところですので、差し引き25%も高く仕入れる事になります。
 
 人気商品・売れ筋商品は、インターネット市場に商品が供給される度、ドンドン値崩れ(価格破壊)が起こってきます。
 
 この場合、25%も高く仕入れている個人では、企業に太刀打ちできません。 
 
 と言う事は、残った在庫を差し引いて、大赤字になる可能性があります。
 
 オークションで安定的・継続的な収益を上げたい場合は、このような『強者の理論』に乗った戦略はやめておきましょう。
 
 個人レベル・副業レベルの人が、採用していい戦略ではありません。

《個人が採用すべきビジネス戦術の参考文献》

図解で身につく! ランチェスター戦略 (中経の文庫)

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略

ランチェスター戦略 (ビジネスCOMIC)

<ビジネス下克上時代に勝つ!>ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則

ランチェスター戦略「一点突破」の法則

「ランチェスター経営」がわかる本―儲けのしくみ、教えます!

7)選ぶに当たっては、『再調達可能な商品』にする事

 
 オークションで、安定的・継続的に収益を上げていくためには、選んだ商品がが継続的に調達できる事は、非常に重要なポイントになります。
 
 爆発的に売れる『爆売れ商品』は、一気にドーンと仕入れて、全部を短期的にさばく様な戦略を取る事になりますが、安定的・継続的にオークションで収益を上げていく商品は、少なく仕入れて、一定の期間で販売し、また少なく仕入れるというサイクルを永遠に繰り返していきます。
 
 従って、長期的に安定して、商品調達をできる事が、オークションでの収益を最大化するためのキーポイントになるのです。
 
 ですので、オークションで扱う商品を選択する場合は、ある程度長期的に再調達ができそうな商品選びをしていきましょう。
 
 こちらの条件は必須ではありませんが、ある程度意識する事は大切です。

Sponsord link
PR

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

学鬼
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly


余白

ご意見・ご感想などお気軽にコメントいただけますと幸いです。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

俺の副業道