アフィリエイト収益を最大化する！文章力を上げる7つの技術

　アフィリエイトで大切な事は、たくさんあります。
　
　例えば、SEO対策・サイトレイアウト・テンプレートの質・配信する情報・記事数・適切な販売戦略・扱う商材等々。
　
　文章力も、アフィリエイトに大切な事の一つです。
　
　文章力は、ユーザーのサイト・ブログ滞在率に影響を与えるため、アフィリエイト収益が上がる確立にも影響を与える事になります。
　
　そんな文章力を上げるのは、難しいと思われる方も多いかもしれませんが、実は、非常に簡単な技術を覚え実践するだけで自然と向上していきます。
　
　この記事では、文章力を上げる最も基本的な7つの技術について書いていきたいと思います。
　

アフィリエイトでの文章力は強力な『武器』の一つ

ネットショップの文章はさほど高度な文章力は必要ない

　インターネット上のサイトでは、アフィリエイトに限らず、何に関しても『文章力』が強力な『武器』になります。

　商品を販売するネットショップでも、商品の必要事項を記載に加えて、商品のアピールのため、商品自体の魅力を伝える文章を書くのが一般的です。　
　
　ネットショップでは、平易な説明文が書ける程度の文章力があれば十分で、高度な文章力は必要ありません。
　
　単純に、お客様の求めるであろう情報を文章にできればいいだけです。

　もちろん、ネットショップで記述する文章が平易な説明文が書ける程度で良いとはいえ、ギャル文字を使用してみたり、表現が稚拙だったり等という、社会人として明らかに問題のある文章は論外です。

アフィリエイトで使うサイトやブログでは比較的高い文章力が必要

　ネットショップで求められる文章力は平易な文章が書ける程度で十分でした。
　
　これに対して、アフィリエイト用として作成した、サイトやブログで情報発信を行う場合には、平易な文章が書ける程度の文章力では、『能力不足』を感じる機会が少なくありません。
　
　特にアフィリエイトでは、サイト・ブログで公開した記事を、ユーザーに読んでもらうという事が、収益につながる第一歩となります。
　
　サイトやブログで書いた記事の文章力や文章構成力が稚拙であるために、ユーザーがサイト・ブログのページを開いたにもかかわらず、記事を読まずに離脱する事になりかねません。
　
　この現象が起こると、記事の分量・数があるにもかかわらず、アフィリエイト収益が全く上がらないという事態に陥る結果となります。

　そのため、『ユーザーに読んでもらえる文章』を書く事のできる文章力が必要になってきます。

　例えば、より専門性のある内容であったり、合理的で説得的な文章であったり、論理的で読みやすい文章であったり、魅力的で個性的な文章であったり等、普通以上の『文章力』が求められます。
　

アフィリエイトに必要な高い文章力は初心者には高い壁だが・・

　アフィリエイト初心者である場合でも、これまで文章を大量に書くという経験をされている人は別として、一般的には、『文章についても初心者』という人の方が多数派であると思います。
　
　ここまで書いてきたアフィリエイトに必要な高い文章力は、初心者がいきなり書けるものではありません。
　
　しかし、初心者であっても、以下で紹介するちょっとしたコツを技術として身につければ、かなりのレベルの文章が書けるようになります。
　
　正直、高度と言っても、ここに書いてある技術を基礎にして、あとは、接続詞の正確な使い方・語彙力・表現方法・論理力等をゆっくりと鍛えていけば、文章力が高く個性的な文章はすぐに書けるようになります。

　何も才能が必要な事ではありませんので、ゆっくり鍛えていきましょう。

誰でも簡単に文章力が上がる5つの技術

文章力を上げる技術一覧

1）レイアウトに配慮する

　レイアウトと言うと、サイト・ブログのレイアウト(デザイン)を想像される方が多いかと思いますが、ここでは『文章の段落や区切り・行間』の話となります。
　
　もちろん、サイト(ブログ)デザインの一種である『フォントの種類』『文字の大きさ』というのも問題にはなりますが、この記事のテーマである文章力には関係の無い事ですので、割愛します。
　
　文章のレイアウトで大切なのは、ちゃんと文章に段落を付けていくという事と、ワンセンテンス内で『効果的に文章を区切る』という事の2点が大切です。
　

　下の文章の方が読みやすいと思う方は多いのではないでしょうか？
　
　文章を読む方には、リズムがあり、あまりに区切りが無ければ息継ぎができません。
　
　水泳で25メートルを泳ぐ様なもので、必ず、文章には一息つけるような感覚で『区切り』と『段落』をつける事が大切です。
　
　上記の具体例で、段落や区切りをつける前の文章と同じタイプの文章を他サイト(ブログ)ではよく見かけますが、このような文章は、ユーザーから非常に嫌われますので注意が必要です。
　
　だって読みにくいでしょう？

2）流れの良い読みやすい文章を心がける

読みやすい文章とは、相手の立場に配慮された文章

　
　『読みやすい文章』と言われても、少し抽象的でイメージしづらいかもしれません。
　
　これは、難しい文章を書かないだとか、漢字を多用しないだとか、専門用語を使用しないだとか、そのような事ではありません。

　また、平易な文章＝読みやすい文章ではありませんので、注意が必要です。
　
　具体的に『読みやすい文章』とは、流れのよく(論理的)で、難しい用語には逐一解説を織り交ぜた文章の事をいいます。
　
　例えば、『アフィリエイトで収益を上げるためにはASPやアドセンスに登録する必要がある』という文章。
　
　この文章の専門用語は、『アフィリエイト』『ASP』『アドセンス』です。
　
　アフィリエイトや副業について何も知らない方がこれを読めば何を言っているのかちんぷんかんぷんです。
　　
　単純に読みやすくするためには、この文章の次の文章で、用語(定義)を解説すればより初心者でも読みやすい文章となります。
　
　漢字が多くとも、専門用語が多くとも、一つ一つ解説を加え読む側の立場に配慮された文章は、専門的なテーマを扱った文章でも非常に読みやすくなります。
　
　読む側の立場に立ち、その人が全く専門知識が無い場合でも、『一読了解』の文章。

　これこそ、読みやすい文章と言えます。

流れの良さは論理力で表現する

　
　流れの良さとは、『論理的に違和感のない事』と言い替える事ができます。
　
　ある文章を頭から読んでいくと、論理的に違和感のない文章は、スーと最後まで滑るように読んでいく事ができます。
　
　ここでは記事の分量の関係で、感覚的な表現になっていますが、自分が書いた文章を改めて読み返してみて、『あれ？』という違和感が無ければ、ひとまずその文章は『流れの良い文章』といってよいと思います。
　
　『論理的な文章』についてコツやポイントを書いていくと、それだけで記事が10も書ける程奥が深い技術ですので、ひとまず割愛します。

3）書き終われば一度誤字脱字をざっとチェック

　誤字脱字に注意するという事も立派な文章力の一部です。

　文章にあまりこだわりがなく、仕事として文章を書いた経験の無い方は『誤字脱字くらい甘く見てよ』と考える方も少なくありません。
　
　しかし、『誤字脱字のある文章』は、その文章に対する『信頼度』が大きく落ち込みますから、副業とはいえ収益の発生するアフィリエイトで、誤字脱字は無いに越した事はありません。
　
　例えば、あるブログで、内容が非常に充実しており有益な長文記事があるとしましょう。
　
　このような有益で、長文かつ貴重な記事であれば、一つや二つ誤字脱字がある程度で記事内容への信頼性が揺らぐ事は無いと言えます。
　
　しかし、一般レベルの記事で、誤字脱字が存在する場合、文章の価値が極端に低下します。
　
　物販型のアフィリエイトの場合、特に情報商材を販売するようなアフィリエイトでは、運営者に利益が発生するという事も相まって、ただでさへ信用力に欠けます。

　そのため、誤字脱字が多数混在する場合、致命的になる事も少なくありません。
　
　従って、この点はあまり楽観的に考えず、できる限りチェックする事を心がけましょう。
　
　誤字脱字を防止するため、できれば記事を書き終えた後に、一度は読み返すようにしましょう。
　

4）一文はできる限り短く

　だらだらと長い一文を書かないこと。
　
　これに気をつけ、できるだけ一文を短く書く事を心がけると一気に文章力が上がります。
　

　
　校正前の文章は、死ぬ程読みにくいと思いませんか？
　
　いろいろなサイトを見ると、このような文章は散見されます。
　
　校正後の文章は、接続詞を使用し、3つに区切って表現しましたが、結局両方の文章は言っている事は同じです。
　
　同じ事を書いているにもかかわらず、サッと読んだ後の理解は、校正後の方が格段に深くなる傾向にあります。

　一文の長さに配慮した文章を書く事を心がけましょう。
　
　この部分を心がけ文章を書いていくと飛躍的に文章力が向上しますので、文章力向上の技術と言えます。

5）接続詞を意識して使う

　
　これは、文章力を解説するサイトや書籍でも必ず語られる事です。
　
　接続詞については、代表的な接続詞を適度に使用すれば十分です。
　
　前述の通り、一文の長文化を防止するためにも、積極的に接続詞は使用していきましょう。
　
　これに気をつけることによって、文章にメリハリと流れが出てきますので、より読みやすく説得的な文章となります。
　
　接続詞を効果的に使うのは、文章力向上のための技術で最も大切な項目と言えます。

6）見出しをつけて文章を一旦区切る

　文章力というのはスキル(技術)ですから、語彙力や表現力といった『能力』をイメージする方も多いでしょう。
　
　そのため、この項目は、文章力とは直接関係の無い話と思われるかもしれません。
　
　しかし、文章が上手い人というのは、究極的には『他人に言いたい事を、文章でより早く分りやすく伝える事のできる人』です。
　
　このような文章を書くためには、文章をある程度のブロックで区切り、その内容を要約した『見出し・小見出し』をつけていく工夫が効果的です。
　
　見出し・小見出しを読んでいけば、そこに書かれた文章内容がイメージできる文章は、ユーザーがスムーズに文章を読んでいく上での『道しるべ』の役割を果たします。
　
　例えば、文章を読むユーザーが『既に自分の知っている事柄』を飛ばし読みしたり、無駄な時間を省く事に繋がるのです。
　　
　従って、ユーザーにより早く！分りやすく！文章内容を伝える事に繋がります。
　

7）文章の構成を初めに考える

　アフィリエイトサイト(ブログ)を運営されている方の中には、非常に文章にまとまりのない方がいらっしゃいます。
　
　上から文章を読んでいくと、項目立ても無く、あちこちにテーマが変わり、結局何をテーマにした記事なのか混乱してしまうような文章です。
　　
　例えば、冒頭のタイトルは、『文章力向上に関するポイントについて』となっているのにもかかわらず、記事の中では、アフィリエイトで収益を上げる方法論が切々と語ってあったりします。
　
　このような文章を書かない事が文章力向上の技術となります。
　
　一つの項目につき、一テーマは原則です。
　
　万一、そのテーマで別の内容のテーマを含める場合は、必ず項目分けを行い、『見出し・小見出し』をつけてブロック分けしましょう。
　

《実践編》文章力を上げるために

文章力を上げるには、『とにかく書きまくる』が一番効果的

　文章力を上げる一番の近道は、『とにかく書きまくる事』です。
　
　ここまで書いてきた文章力を上げる技術に配慮しつつ、とにかく、書いて書いて書きまくります。
　
　一般に、文章の専門家と言われるのは、新聞記者・ライター・法律家辺りだと思いますが、このような文章のプロでも、初めから文章力が高かったわけではありません。

　法律家は、死ぬほど文章を書くという訓練を積んでいますし、新聞記者・ライターも吐く程文章を書いています。

　ですので、とにかく文章を書く事を習慣にする事が、文章力を向上させる一番の近道です。

　それによって、自然と自分の文章スタイルが確立し、文章力が上がっていきます。
　

サイト・ブログ構築の過程で十分な文章を書くことになる

　継続的に文章を書いていかなければならないと言う話をしていきましたが、何も特別な訓練をしなければならないと言っているわけではありません。
　
　幸い、サイト構築・ブログ記事更新には、相当量文章を書かなければなりませんので、これを継続していけば自然と文章力は向上するはずです。　
　
　特別に、文章を書く時間を別途作る必要はありません。
　
　じっくり腰を据えて、毎日サイト・ブログの記事を更新していけば十分だという事です。

『個性的な文章』を無理に書こうとしない

　このブログでも以前書きましたが、アフィリエイトサイト(ブログ)の成功には『オリジナリティ』が必要である点強調してきました。
　
　オリジナリティを出すためには、サイトデザインで差別化を図るより、文章力で底上げするのが一番の近道です。

　しかし、自分の文章スタイルが定まらない段階で、あまりにもオリジナリティを強調しようとすると、非常に分かりにくい文章になる可能性があります。
　
　そこで、アフィリエイトサイト(ブログ)を構築して間もない段階では、記事の文章にオリジナリティを加える努力はしなくとも構いません。
　
　それよりも、文章力を鍛える事に集中しましょう。
　
　そもそも、読みやすく、分りやすい文章力ある文章であるという事だけで、かなり『オリジナリティ』の高い文章と言えますからね。
　
　文章のオリジナリティは、日々文章を書く中で、自然と育っていきます。