ネットショップの代表的集客法17パターン!
副業として人気のネットショップ運営ですが、ネットショップである程度の売り上げを上げるためには、『集客法』を無視するわけにはいきません。
ネットショップの売り上げを上げていく方法は一つではありませんが、集客に関してだけは、絶対に学んでおいて損はない項目です。
この記事では、ネットショップを開業して間もない人が知っておくべき、代表的な集客法についてまとめてみました。
ここで一覧している方法は、『全て実践しなければ収益を上げる事ができない』という話ではありませんので、一覧の中のいくつかの方法をピックアップして、ご自身のネットショップの特徴に合致した集客法を試してみると良いでしょう。
集客法は様々なものが存在し、日々新しい手法が登場しています。
一つ一つの方法にノウハウが必要な程、難しい集客法もありますので、広く浅くではなく、狭く深くとポイントを絞った集客の方が効果的です。
あれもこれも手を出さず、絞って実行していきましょう。
INDEX
- 1 ネットショップ繁盛には『集客法』を知る事がキモになる
- 2 ネットショップの代表的集客法
- 2.1 ネットショップを始めた人が知っておくべき代表的な集客法の一覧
- 2.2 1)PPC広告を出稿する
- 2.3 2)価格比較サイトへ掲載をお願する
- 2.4 3)商品ピックアップサービスに登録する
- 2.5 4)ダイレクトメールへの広告掲載を依頼する
- 2.6 5)ネットショップ運営会社のダイレクトメールで紹介を依頼する
- 2.7 6)地方新聞へ広告を出稿する
- 2.8 7)ポスティングする
- 2.9 8)会員に対してダイレクトメール・キャンペーン情報の通知を行う
- 2.10 9)購入者に手紙を出す
- 2.11 10)店長ブログを運営し、ネットショップに誘導する
- 2.12 11)楽天等のショッピングモールに出店する
- 2.13 12)SNSサイトで活動する
- 2.14 13)目玉商品で注目を集める
- 2.15 14)キャンペーンを行う
- 2.16 15)魅力的な商品を集める
- 2.17 16)破格の価格で提供する
- 2.18 17)専門性を高める
ネットショップ繁盛には『集客法』を知る事がキモになる
集客さへできれば、商品は『何でもいい』という側面は無きにしも非ず
やはり、ネットの世界では、『確率』の話がついてまわります。
いくら商品が他のネットショップよりも高額であっても、集客力がすごくて、お客さんがたくさん来るネットショップであれば一定の確率で必ず『商品が売れる』のです。
これは当然の事です。
というのも、世の中には様々な人が居て、『値段は気にしない』とか、『忙しいしいちいち比較するのが面倒』とか、『このショップの雰囲気が好きだから』とか、様々な動機で商品を購入されるお客様が、確かにいらっしゃるのです。
私の場合でも『この商品は売れないかもしれないな・・』と思っている商品に、毎度繰り返し購入してくれるリピーターが付く場合もあります。
これは、まさに『確率』の話に落とし込む事ができる話です。
ネットショップやアフィリエイト等ではCV率という確率が注目されますが、これはだいたい1%になる事が多いです。
CV率とはコンバージョン率といい、いわゆる『サイトを訪問したお客様の内、何人が購入したか?』を割合として計算した数字です。
ということは、集客力がすごくて、ネットショップサイト自体にアクセスがたくさんある場合、それだけ、商品は売れていく可能性が非常に高いという事なのです。
単純に集客力が高ければ、それだけ売り上げは上がります。
但し!『商品の魅力』も大事!
ネットショップでは、やはり集客力は売上を上げる最強の武器です。
そのため、多くのネットショップは、集客力を上げる戦略に血眼になっています。
ただ、正直、集客力さへあれば、利益を最大化できるか?と言われるとそうではないとはっきり申し上げておきたいと思います。
よくいわれる『売上』と『純利益』は全く違うものです。
例えば、よくネットショップ開業の売り文句で使われる、『月売上100万円のショップを開業しよう』などという言葉ですが、これには裏があります。
月いくら売上が100万円あろうと、集客に経費が90万円かかってしまえば、純利益は10万円しかありません。
通常集客には非常に高い経費がかかりますから、純利益を押し下げる事につながってしまいます。
よく大手ショッピングモールに出店したオーナーが『死ぬほど売れるけど赤字』と言っているのをお聞きになった事のある人は多いのではないでしょうか?
これは、大手ショッピングモールに出店し集客力を上げる事ができたものの、経費がかかりすぎて、純利益は圧迫されてしまったという代表的な事例だと思います。
このように集客力を上げるには、通常、ショッピングモール出店費や広告費等の経費がかかってくる事が多いのです。
ところが、『商品の魅力』が高い場合、特に集客力を上げる対策を打たなくても、自然とお客様が訪問するネットショップを運営する事ができます。
副業レベルで商品開発は非常に難しいので、別の面で商品の魅力をアピールする必要がありますが、ここでは、ネットショップには、集客力ばかりではなく、商品力も少なからず必要である事は、忘れないで置いてほしいと思います。
ネットショップ開業当初は分からない事だらけだからこそ、代表的手法だけは知っておく!
ネットショップを開業してすぐの頃は、普通分からない事ばかりです。
そのような時こそ、代表的な集客方法を学んで、一つでも収益UPにつながる『武器』候補を見つけておく事が大切です。
ネットショップの戦略によっても、効果的な集客法は変わってきますので、サッと確認してドンドンタメシテミルコトが大切です。
ネットショップの代表的集客法
ネットショップを始めた人が知っておくべき代表的な集客法の一覧
ネットショップの集客法は、正直たくさんありますし、今も新しい手法が登場しています。
しかし、ネットショップの集客は、今も昔もそう大きな変化はありませんし、どのネットショップも、下記に一覧する集客法のどれか派必ず利用しています。
下記に一覧する方法で、あなたの運営するネットショップの特性や、あなたの性格で最適な集客法をいくつか選べば十分です。
- 1)PPC広告を出稿する
- 2)価格比較サイトへ掲載をお願する
- 3)商品ピックアップサービスに登録する
- 4)ダイレクトメールへの広告掲載を依頼する
- 5)ネットショップ運営会社のダイレクトメールで紹介を依頼する
- 6)地方新聞へ広告を出稿する
- 7)ポスティングする
- 8)会員に対してダイレクトメール・キャンペーン情報の通知を行う
- 9)購入者に手紙を出す
- 10)店長ブログを運営し、ネットショップに誘導する
- 11)楽天等のショッピングモールに出店する
- 12)SNSサイトで活動する
- 13)目玉商品で注目を集める
- 14)キャンペーンを行う
- 15)魅力的な商品を集める
- 16)破格の価格で提供する
- 17)専門性を高める
1)PPC広告を出稿する
ネットショップを運営しようと言う人でPPC広告を知らない人はいないと思う程、オーソドックスな集客法です。
最近では、月3000円もあれば効果的な広告が出せますので、手軽な集客法として非常に高い人気があります。
手軽とはいえ、企業でも使用している王道の集客法ですので、効果は折り紙つきです。
ただ、PPC広告の難しいところは、イメージ広告を出す場合、『効果的な広告』を作成するスキルが必要になってくる点です。
これは自分で広告を出稿してみて分析し、スキルを磨くか、プロに頼むほかありません。
2)価格比較サイトへ掲載をお願する
大抵、ネットショップを開業するために契約するショッピングカートサービス提供会社では、いくつか集客に特化したサービスを提供している企業が多いです。
例えば、カラーミーショップ
では、『カカクドットコム』等の価格比較サイトへ商品を登録するサービスを提供しています。
このようなサービスを利用するのも、価格競争に自信がある場合は、効果的な集客法になります。
3)商品ピックアップサービスに登録する
カカクドットコムのような価格比較サイトだけでなく、アイテムポストといった商品ピックアップサービスに商品を掲載してもらうのも効果的な集客法になります。
手数料は取られますが、商品に自信があるような場合は、極めて効果の高い集客法になります。
4)ダイレクトメールへの広告掲載を依頼する
まぐまぐ等では、一般の方が運営しているメルマガが複数存在します。
このような方に依頼し、メルマガに広告を掲載してもらうのも一つの集客法です。
5)ネットショップ運営会社のダイレクトメールで紹介を依頼する
例えば、カラーミーショップ
では、運営会社自体が、一般顧客に送信するメルマガを運営しています。
このような、企業が運営するメルマガにネットショップ自体やネットショップ商品の広告掲載を申し込む事ができます。
個人的には、あまり効果が高い集客法であると考えておりませんが、メルマガは特定の『趣向』をもった人が購読している場合が多いです。
その顧客層にダイレクトにアピールできる商品を扱っている場合は、高い効果が期待できる集客法であると言えます。
6)地方新聞へ広告を出稿する
ネットショップを運営していると、必ず、新聞社から『広告を掲載しませんか?』と営業が入ります。
私もあくまで趣味でネットショップを運営していますが、上記のような営業が頻繁にあります。
時には電話であったり、最近ではメールが多いです。
この営業に乗るのも、一つの集客法ですね。
特に地方新聞でもコアな新聞の場合、『特定の顧客層へのアプローチ』が可能になりますので、扱っている商品によっては効果があります。
ただ、このような新聞社からの勧誘での広告は、非常に高額です。
軽く、ネットショップを数年運営できるような価格を提示してくる会社もありますし、『反響率は?』と質問しても、『いやーわかりません』と返してくるフザけた業者も存在します。
一定の効果が見込める集客法ではありますが、利用は慎重に検討したい集客法です。
7)ポスティングする
ネットショップが地域に根差している場合や、ご近所からのアプローチを受ける事ができる状態であれば、近隣へのポスティングや、ターゲットとする顧客層が住んでいそうな地域へのポスティングは、意外に効果があります。
これはポスティングを実際にしているネットショップの店長に聞いた事なのですが、CV率と同じように、反響率は1%程だそうです。
つまり、100人にポスティングすれば、1人はネットショップを利用してくれたり、問い合わせ・商品購入をしてくれるという事です。
非常に原始的な方法ですが、意外と効果は期待できます。
ちなみに、副業の範疇からズレますが、このポスティングが極めて高い効果を発揮するのは、実店舗をもっているネットショップです。
ポスティングを読んだお客様が、ネットショップでも実店舗へもアプローチできるので、より高い効果を期待できます。
8)会員に対してダイレクトメール・キャンペーン情報の通知を行う
通常ネットショップの会員になってくれるお客様は、あなたの運営するネットショップを気に入ってくれています。
これは、基本的に間違いありません。
繰り返し購入する可能性があるからこそ、会員登録をして、ショップを覚えてくれています。
このような会員様に対して、ネットショップのメルマガを送付し、キャンペーン情報・新商品の紹介・セール品の告知等を積極的に行っていく事は非常に高い効果がある集客法であると言えます。
あまり高頻度でメルマガを発行すると、嫌がるお客様もいますし、最悪、迷惑メールに登録したり会員登録解除に結びついたりします。
メルマガ発行頻度は、ほどほどがベストです。
反響がある場合、ついつい発行頻度を高く設定しがちですが、これだけはやめておきましょう。
9)購入者に手紙を出す
高い頻度のリピーターに対しては、メール等デジタルな手段ではなく、『手紙』を書いて送付する事も非常に効果の高い集客法です。
よく美容室やサロン・士業関係者が採用する手段です。
上記の業種は、客単価がネットショップの比ではありませんので、手紙の経費等、微々たるものですが、ネットショップの場合は、客単価が低めなので、あまり採用できる集客法ではありません。
ただ、リピーターに限っては、繰り返しネットショップの収益に貢献してくれる存在ですので、手紙を送っても十分な元が取れます。
リピーターのお客様は、本当に大切な存在ですので、ケチらずケアするのが一番です。
10)店長ブログを運営し、ネットショップに誘導する
個人的に『店長ブログ』は、成功すれば最強の集客法だと考えています。
ネットショップオーナーの人柄を存分に表現できますし、一度集客に成功すれば、ほぼほぼ集客力が落ちる事もありません。
また、店長ブログを通して購入してくれるお客様の多くは、『その店長から買いたい』と考えて購入してくれるお客様が非常に多いです。
このようなお客様は、商品の『価格』を気にせず購入してくれる人が大多数です。
つまり、店長ブログを通して集客する事ができれば、『価格競争』の悪夢に巻き込まれるリスクを極限まで取り除く事ができるのです。
これはネットショップとしては大きなアドバンテージを得られます。
11)楽天等のショッピングモールに出店する
大手ショッピングモールへの出店を考えるのも一つの集客法です。
ただ、この方法は確かに集客力があるのですが、とても大きなデメリットがあります。
それは、高額な出店費用がかかるという事です。
楽天などでは、場合によりますが出店費用が月10万円を超えてくるそうです。
これは、大卒初任給の半分以上の集客費用になりますので、副業レベルでなかなか踏み切れるものではありません。
また、これだけの経費がかかると、相当売上なければ元を取れませんから、必然的に『業務量』も増加しますので、最悪、副業レベルでは、さばき切れない業務レベルになってしまいます。
あくまで副業でやる場合は、十分な検討を要する集客法だと言えます。
12)SNSサイトで活動する
特定の商品を販売する手段はネットショップだけでなくオークションでも可能です。
ただ、ネットショップはオークションと比較して、『拠点としての存在意義』が非常に大きいため、SNS等で『ショップ名』を使ってアカウントを作成し、活動する事ができます。
オークションで業者として開業していない場合、上記の方法は取りにくいので、この点はネットショップのメリットと言えるかもしれません。
このSNSでの活動は、店長ブログよりもより手軽にお客様を獲得するための集約法として機能しますので、一定の効果が期待できます。
じっくりと、ネットショップを育てていきたい人には、非常によい集客法だと思います。
13)目玉商品で注目を集める
少しリスクのある方法ですが、目玉商品を激安にして、集客を図る方法も存在します。
特定の、商品をどこよりも安くして、お客様を集め、『抱き合わせ購入』によって利益を上げる戦法です。
ただ、この集客法で注意しなければならないのは、赤字になる可能性もあるという事です。
特に、専門店でもなく、品ぞろえも多くないネットショップの場合は、赤字になる可能性が高い点注意が必要です。
14)キャンペーンを行う
お客様に還元するためのキャンペーンを行い、メルマガ等で告知するのも効果的な集客法です。
代表的なのは、新生活応援キャンペーンや、イベント前のキャンペーンですね。
15)魅力的な商品を集める
集客力を高めることも非常に重要ですが、冒頭でも書いたように、商品の魅力も極めて重要です。
商品力が非常に高いネットショップの場合、特別な集客法等を実践していないにもかかわらず、運営しているだけでアッと言う間に繁盛店に成り上がります。
なかなか難しいですが、『そこでしか買えない商品』は本当に強力で、この商品を上手く活かす事ができれば、タダで集客ができる場合も少なくありません。
副業レベルではなかなか高いハードルですが、工夫次第で、商品の魅力を高める事は不可能ではないため、実践してみる価値のある集客法である事は間違いありません。
16)破格の価格で提供する
全体的に、商品を激安に設定し、薄利多売で稼ぐ方法です。
やはり値段の力は相当強力で、『安い』と言うだけで売れる商品は数えきれません。
実のところ、副業でネットショップを運営する人の強みはここにあったりします。
つまり、一般の会社のように人件費や広告費等の経費が非常に少なくて済むため、仕入れ方法さへ誤らなければ、商品を非常に安く提供できます。
下手に広告を打つならば、この部分で勝負するのもいい集客法の一つだと思います。
17)専門性を高める
専門性の高い、こだわりの専門店には、ファンが付きやすいです。
『このショップに来れば専門的な品が手に入る』と認識されれば、効果の高い集客法になり得ます。
また、専門店には、客単価の高い、リピーターが付きやすい傾向にありますので、この点も非常に魅力的な戦略であるといえます。
あなたがネットショップの商品にこだわりがある場合、専門店を目指されるのも集客力を高める手段の一つになるでしょう。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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