アフィリエイト初心者が知っておくべき基礎用語(分析指標)

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アフィリエイト分析指標

 アフィリエイトでは、収益を増加させていくために、様々な数字を分析していかなければなりません。
 
 分析なんていうとなんだか難しそうですが、慣れれば、ただ数字を眺めるだけの作業です。
 
 とはいえ、基本的なアフィりエイト収益を上げていくために必要な数字の意味を知っておかなければ話になりません。 
 
 この記事では、基本的だけれども、アフィリエイト収益を伸ばしていくための戦略に活用できる『分析指標(数字)』の事を書いていきたいと思います。
 

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アフィリエイトでは基礎用語(分析指標)を知っておく

アフィリエイトではデーターの分析が必須

 アフィリエイトの手法は様々なものが存在しますが、どのような手法を使うにしても、基本的には数字の分析をしていかなければ、アフィリエイト収益を得ていくまでに本当に時間がかかります。
 
 特に、サイトやブログを使ったアフィリエイトは、多くのデーターを分析する事で見えてくるものがあります。

 数字の分析なんて言うと、少し面喰ってしまう人もいるかもしれません。 

 ただ、私自身も、文系でド素人だった事で、数字の分析は面倒でしたが、ただ眺めるだけで何とかなるものです。
 
 難しそうな話なだけで、実際にやる事は、そう難しい話ではありません。

アフィリエイトの分析指標を知っておくと戦略を立てやすい

 アフィリエイトでは、様々な分析指標(数字の意味等)を知っていると、サイト・ブログの運営方針や、方向性等の戦略を立てやすくなります。
 
 例えば、私が運営しているもう一つのブログは、当初専門性を追求する方向で運営をしていました。
 
 ところが、ここで紹介する様々な数字を分析してみたところ、その方向性が間違いである可能性が出てきました。
 
 そのため、現在は方向性を修正し、また違った観点で運営をしています。
 
 幸い、横ばいだったPV数・アクセス数は上向きだし、現在順調です。
 
 この分析指標の分析方法については、実際に数字を分析し、自分で気付いていく事が大切です。(サイト・ブログ・アフィリエイト手法によって最適な分析方法は違うため)
 
 数字の意味を理解し、応用していけば、初心者の人でも必ず応用できるようになります。

アフィリエイトの代表的な分析指標と基礎用語

分析指標と基礎用語一覧

 アフィリエイトの基礎用語(分析指標)とは、ブログ運営やサイト運営をやっていると、手に入れる事ができる様々な確率や数字の事です。

 これを知る事で、自分のサイト・ブログの弱点等が見えてきます。
 

基礎用語(分析指標)一覧

  • 1)PV数
  • 2)アクセス数
  • 3)ユニークアクセス数
  • 4)GoogleAdsenseのクリック率
  • 5)アクセス数とPV数の関係
  • 6)直帰率
  • 7)CV率
  • 8)平均セッション時間
  • 9)ページ表示時間
  • 10)人気記事ランキング
  • 11)ASPの各広告主毎の承認率
  • 12)ASPの各広告主が提供する広告のクリック率
  • 13)リピーター率(リターニングビジッター率)
  • 14)GoogleAdsenseの広告表示回数の割合と収益額の割合の比率
  • 15)ボラティリティ(変動率)

1)PV数

 PV数は、アフィリエイト初心者でもご存知の方は多いのではないでしょうか?
 
 とはいえ、私は、アクセス数アップのための相談サービスをやっていますが、そこでは、意外とご存じ無い方が多いので、念のため書いておきたいと思います。
 
 PV数とは『ページビュー数』の略で、サイト・ブログの特定のページが表示された回数の事を指します。
 
 この数字は、非常に基本的な数字であるものの、サイト・ブログのパワーを測定する基礎的な数字になります。
 
 アフィリエイトでは様々な分析に用いる、基本的であるものの、非常に重要な数字です。

 私は、このPV数をサイト・ブログに訪問したユーザーの『興味度』を表す指標として使用しています。
 

2)アクセス数

 よくアフィリエイト初心者の中では、PV数とアクセス数を混同しておられる方がいらっしゃいますが、PV数とアクセス数は全く別の数字です。
 
 PV数がページが何回表示されたか?を表す数字であるのに対して、アクセス数は、そのサイト・ブログに訪問したユーザーの数を表す数字です。
 
 このアクセス数は、同じユーザーが複数回訪問すれば、訪問回数に応じてアクセス数は増えるのが特徴です。
 
 近年PV数の方が重視される風潮がありますが、アクセス数は、そのサイト・ブログに人がどれだけ集まっているか?を評価する指標になりますので、運営者の立場からすると、こちらの数字の方が大切です。

3)ユニークアクセス数

 
 アクセス数よりもより価値の高い数字です。
 
 一般に『UU数』と表現され、そのサイト・ブログに訪問したユーザーが何人か?をカウントした数字です。
 
 通常のアクセス数と違うのは、特定のユーザーが複数回サイト・ブログを訪問した場合でも、カウントは『1』であるという点です。
 
 通常のアクセス数は、いわゆるカウンター等で使用される事が多いですが、Google Analytics等のアクセス解析ソフトであは、ユニークユーザー数(UU数)が基本のようです。
 
 最近では、PV数よりもそのサイト・ブログのパワーを見る指標として重視される傾向にある重要な数字です。
 
 私は、この数字は、サイト・ブログの『存在感』を測る指標として使っています。(この解釈は人によりけりですので自由にご自身で決めて問題ありません。)

4)GoogleAdsenseのクリック率

 GooleAdsenseを使ったアフィリエイトで収益を上げるためには、単純にPV数もしくはクリック率を上げると、アフィリエイト収益は増加します。
 
 初心者の段階では、PV数を増加させるより、クリック率を増加させる方が、比較的簡単です。
  
 例えば、PV数が月間10万あるブログで、クリック率が0.5%、クリック単価が30円だとすると、アフィリエイト収益は、月15000円になります。

 単純に、クリック率が1%だとすると、月30000円の収益に跳ねあがります。
 
 PV数を月間10万から20万に増やすのは大変ですが、クリック率を変化させるのは、配置を変え、広告の種類を限定するなどすれば、結構変わってきます。

5)アクセス数とPV数の関係

 私はGoogle Analyticsを解析ソフトとして利用していますが、このアクセス数(UU数)とPV数の関係は特に注目しています。 
 
 この『関係』は、アクセス数(UU数)とPV数の比率の事を指します。
 
 例えば、アクセス数(UU数)が10000なのにPV数が30000だとすると、ユーザー1人当たり3ページ読んでもらえたと言う計算になります。
 
 アクセス数(UU数)とPV数の比率は『1:3』と言う事になります。 

 この比率は、ユーザーが1ページ読んでさらに追加で数ページ記事を読むという行動に出ている事を表しています。
  
 つまり、『ユーザーが「このブログをもっと読みたい」と考えた』という事実を表していると解釈できるのです。

 大抵、この比率は1:2~3程が平均的だそうですが、例えば1:10等になれば、そのサイト・ブログはとんでもなくユーザーの興味を引いている事になります。
 

6)直帰率

 直帰率とは、ユーザーがサイト・ブログのページを開いたもののものの数秒でページを閉じてしまう人がどの程度いるか?を表した数字です。
 
 これは、そのようなサイト・ブログでもこの数字はある程度ありますが、特にクオリティーの低いサイト・ブログでは、この直帰率が100%近くになります。
 
 90%以上ならば、相当『つまらないサイト・ブログ』である事に間違いありませんので、修正の必要があります。

7)CV率

 CV率と書いてコンバージョン率と読みます。
 
 これは成約率を表しています。
 
 ユーザーが、ある広告をクリックしたとして、その人たちの何%の人が、商品を実際に購入しているか?という事実を数字で表しています。
 
 この成約率は、一般的・平均的には『1%』くらいが妥当な水準になります。 
 
 つまり、広告が100クリックされると、その中の1人は商品を購入すると言う事です。
 
 ちなみに、PV数に対する広告クリック率は0.5%~1%である事が多いので、アフィリエイト商品が購入される確率は、10000PV~20000PVに1つくらいが一般的な購入率になると言う事です。
 
 サイト・ブログをどの程度まで発展させれば、いくらアフィリエイト収益を得られるのか?予想収益と現実的な目標設定ができますので、非常に重宝します。

8)平均セッション時間

 Google Analyticsを使用すると得られる数字です。

 ユーザーが、そのページに平均して何分くらい滞在したか?を表している数字です。
 
 ここが数秒だとか、異常に低い場合は、サイトやブログの記事クオリティがかなり低く、ユーザーニーズに合っていない事になります。

9)ページ表示時間

 ユーザーが、クリックして何秒でページが表示されるか?を表した数字です。
 
 基本的に遅くても問題はない様なのですが、遅すぎるとリピーターやPV数が激減し、直帰率が高くなります。
 
 目安は1秒が理想ですが、2秒以内に記事本文が読めれば、合格とします。
 
 このページスピードを向上させるのは非常に高度な専門知識が必要で、1秒短縮させるのは劇的に難しいですので、ほどほどで結構でしょう。

10)人気記事ランキング

 一般に、人気記事ランキングを設置するのは、ユーザーにサイト・ブログ内記事をたくさん読んでほしいからです。
 
 しかし、アフィリエイトサイト・ブログ運営者の立場からすると、人気記事ランキングは、単純にどのような内容の記事が評価されているのか?を知る立派な分析指標になります。
 
 受けている記事が分れば、同じ系統だけれども、また違った観点から、同じような記事をアップすれば、PV数を稼げるようになります。
 
 そういう意味では、人気記事ランキングは重要な分析指標です。

11)ASPの各広告主毎の承認率

 アフィリエイトで何らかの成果が上がった時、その成果が妥当である場合、広告主は成果を『承認』する手続きをします。
 
 この承認があって初めて確定的なアフィリエイト収益になるのですが、その承認がどの程度なされているのか?というのが『承認率』です。
 
 私は、今まで経験した事がありませんが、確かに正当理由なく、承認しない広告主は存在するそうです。
 
 そのため、ある程度成果が発生しているのに、承認率の低さでアフィリエイト収益が落ち込んでいる様な場合は、思い切ってその広告主を排除する決断をします。

12)ASPの各広告主が提供する広告のクリック率

 ASPの代表格である、A8では、サイト・ブログに掲載したい広告を選定する時に、情報として『その広告のクリック率』が公開されています。
  
 この数字を使い、自分のサイト・ブログのPV数と照らし合わせ、大体の収益予想が立てられます。

13)リピーター率(リターニングビジッター率)

 Google Analyticsを利用すると、そのサイト・ブログに訪問しているユーザーの何割がリピーターであるのか?をグラフにした数字を得る事ができます。
 
 リピーター率が高いサイト・ブログでは、アフィリエイト収益が増加する傾向にあります。
 
 というのも、リピーターはいわゆるファンですから、自分の運営しているサイト・ブログの情報を信頼してくれている人が多いのです。
 
 そのため、リピーターの商品購入率は非常に高く、CV率が一見さんの数倍になる事も珍しくないそうです。
 
 またリピーターの割合が5%を切ってしまうような場合、そのサイト・ブログの内容があまり受けていない事が想定されます。
 
 とすると、記事をブラッシュアップしていく事も検討すべき事態であると言えます。
 

14)GoogleAdsenseの広告表示回数の割合と収益額の割合の比率

 これはGoogleAdsenseの『広告のブロック』という項目に表示される数字なのですが、この数字を頼りに、あまりにもアフィリエイト収益が低いカテゴリの広告をブロックする事で、アフィリエイト収益を増加させる事ができます。
 
 これは場合によりけりなのですが、またこのブログで詳しく書く予定です。

15)ボラティリティ(変動率)

 ボラティリティという言葉は、投資用語です。
 
 今まで株式投資やFXの勉強をした経験がある人であれば、常識的な用語だと思います。
 
 このボラティリティは、変動率の事です。
 
 これを、アフィリエイトサイト・ブログに当てはめた場合、PV数やアクセス数(UU数)が、毎日どの程度変動しているか?を計算する事をさします。
 
 例えば、2月20日のPV数が2000PVだったにもかかわらず、2月21日のPV数が1000PVしかない場合、変動率は50%になります。 

 あまりにもアクセス数・PV数の変動率が高い場合、そのサイト・ブログのアフィリエイト収益は安定しない事が予想されます。
 
 副業でアフィリエイトをやっている人にとってはあまり関係ない指標ですが、独立を検討している人にとっては大きなリスク要因です。
 
 

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

学鬼
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