正社員が副業としての『アルバイト』をしてはいけない理由《副業か?アルバイトか?》

公開日: : 最終更新日:2015/02/04 副業の基礎 ,

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この記事の所要時間: 66

正社員がアルバイトをしてはいけません
 
 『アフィリエイト等の副業をやるならアルバイトで稼ぐ方が確実』という意見があります。
 
 これは確かにその通りだと思います。
 
 アルバイトは、確実に稼ぐことができますし、採用されやすい労働形態ですので、おそらく副業の中では、最も早くお金を稼げる方法だと思います。
 
 でも、私は、一定の場合を除いて、正社員が副業でアルバイトをする事はおすすめしません。
 
 この記事では、この辺りについて、なぜおすすめしないのかを順を追って書いていこうと思います。
 

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アルバイトと労働の性質の話

サラリーマンとアルバイトは、究極的には同じ性質の働き方

 

 副業と比較した場合のアルバイトの労働形態を分析していきたいと思います。
 
 その前に、まずは、一般的な正社員の労働形態についても分析し比較しながら明らかにしていきたいと思います。
 
 ズバリ言ってしまえば、正社員とアルバイトの労働形態は究極的には性質が同じです。
 
 これは、正社員とアルバイトのように『待遇』に注目して分類しているわけではありませんのでご注意ください。
 
 つまり、サラリーマンもアルバイトも、雇用主という企業が存在し、労働を提供して、それに対する対価が雇用主より支払われる労働形態となります。
 
 労働する事そのものに価値があるわけですね。
 
 という事は、働かなければ、収入は0となります。
 
 (もちろん正社員に派いろいろなスタイルがありますので、ごくごく極端な話ではあります。)

 そして、正社員が、収入を上げるために実行する最も一般的な方法は、自分の労働力を希少化する事です。
 
 例えば、誰でもできる事務職で働いている正社員が、より専門性が高く高度な知識が必要な事務職に転職するような場合です。
 
 このような場合、労働対価自体が上がりますので、給料が上がることになります。

アルバイトは専門性を上げても給料は上がらない

 

 ただ、あくまで上記のようなキャリアアップは正社員に当てはまる話です。
 
 アルバイトの場合は、正社員のように専門性を高めたとしても、労働対価は向上しません。
 
 そもそも、アルバイトというのは、『誰でもできる労働力』が欲しい時に雇用主の利用する雇用形態ですから、この待遇でいるかぎり、収入が飛躍的に向上するということは希です。
 

アルバイトの一番の魅力は『即効性』

 ただ、アルバイトにも、非常に大きなメリットがあります。
 
 つまり、アルバイトは収益源として即効性があると言う事です。
 
 即金が必要な場合、副業としては、かなり有効な手段となりますので、時間が無く、一時金を得たい方には、アルバイトが最も即効性のある収益手段であると言えます。

アルバイトや内職以外の副業

  

副業とアルバイトの違い

 それでは、アルバイト以外の副業はどのような性質を持つのでしょうか? 
 
 まず、アフィリエイト・物販(小売)・投資・FX等の副業は、効果が出るまでに一定の我慢期間を経る必要があります。

 コツコツと努力して無収入であっても継続して取り組まなければならない期間が存在します。
 
 そのため、アルバイトとの大きな違いは、即効性が無いと言う事にあります。
 
 正社員と比べても、やはり一定期間『働いているにもかかわらず無収入』という期間が存在する点が大きな違いとなります。
 
 いわゆる『副業』は即金を求める場合は非常に不利です。
 
 また、たとえ時間をかけたとしても、収益を得られるかどうかは不明ですし、自分の努力にすべてがかかっている点、不安定と言えます。
 
 このような副業にまつわるデメリットは『副業をやるよりアルバイトの方が確実』と言われる所以です。
 

副業はアルバイトと違って『将来性』がある

 ただ、副業の場合は、努力しさえすれば一定以上の収益が得られる可能性がありますし、自分の得意分野をより伸ばす効果もあります。

 そして、そもそも、本業を持たれている人でなければ副業という表現は適切でありませんから、不安定というデメリットを挙げる事はフェアでは無いかもしれません。
 
 副業の場合、これがきっかけで、独立し収入が数十倍になる方も少なくありませんのでアルバイトと違い将来性は格段に高いのが特徴的です。

副業はリスクが大きいと思われがちだがそうではない

 

 もちろん、副業に失敗したとしても、そもそも多大なリスクを取らなければ、本業がありますし、『失敗』は全く問題とならない人が大多数です。
 
 さらに、収益を得られるようになれば、手を抜かず改善を続ける限りは、余程のことがない限り、収益は右肩上がりです。
 
 この上昇率は、サラリーマンやアルバイトとは比較にならないスピードで上昇していきます。
  
 年間数千円の昇給など、副業で努力すれば、一瞬と言える期間で達成できます。
 
 そういった意味で、副業に挑戦することは、メリットが大きく、可能性の広がる道と言えます。
 

ジャッジ!アルバイトが良いか?副業が良いか?

リスクにさへ配慮すれば、副業は極めて魅力的

 

 それぞれの特徴を踏まえて。
 
 個人的には、副業の方が収益源としては優秀だと思います。

 自由度が高く、本業の分野や、得意分野を扱えば、より本業や趣味のクオリティーを向上させる事ができます。

 また、何より、夢がありますし、頑張れば頑張るほどこれが評価される世界でもあります。
 
 最近では、正社員ではできない本業の不満を、副業で解消する方もいらっしゃるようですので、いわゆる『やりたい仕事』にリスクをおさえて取り組めるのが副業の最大の魅力ではないでしょうか? 

アルバイトはどこまで行っても肉体労働

 これに対して、アルバイトは作業です。
 
 学生の間に『働く事とは?』を学ぶため、社会経験として経験する事は非常に有益です。
 
 しかし、本業を持つ社会人が、即金が欲しいために週末アルバイトをする事は個人的にはおすすめできません。

 それならガンガン趣味に時間を費やす方が、人生を豊かにする上で有益だと思います。
 
 即金が必要であれば、アルバイトもしょうがありませんが、週末返上で時間がなくなれば、私生活もうまくいかず、ひいては本業にも支障が出ることは想像に難くありません。

差し迫った一時金が必要ないならば、時間がかかっても副業

 

 地道に、将来の収益源を積み上げる意味でも、コツコツと副業に取り組むことの方が多くを学べます。
 
 個人的には、副業として、アルバイトを採用することは、すぐにお金を作る必要があるような場合を除いては、メリットが少ないと考えます。
 
 タイトルの問いについて、僕が答えるとしたら、『急ぎでない場合は、アルバイト以外の副業に軍配有り』と回答します。

 尚、ここでのアルバイトと副業及び正社員の比較は、あくまでその労働の性質を比較したものであり、地位の上下等を論じているわけではない点断っておきます。

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

学鬼
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